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広島県の災害や御嶽山の噴火を見てどのように生きるか [ニュース]

古くは阪神淡路大震災や中越地震、東日本大震災と日本国内で起こる自然災害の規模が年々大きくなり、いつ自分の身近な場所で災害が発生して巻き込まれるか不安に感じている。

阪神淡路大震災の頃には20歳前後ということもあって、夢や希望で人生を語れる若さにより、取り立てて身近な災害などを心配するよりこれから良くなるであろう未来だけを考え、不安などほとんど感じることなく生きていた感じがする。

月日が流れ、時も環境も生活もすべてが変化を遂げていく中で、例えば親しい人間の死や病気など、目に見えて変化を感じるようになると、考え方や物事のとらえ方が変ってくる。
将来役立つように今から何かを積み重ねていく生き方ではなく、いつ何が起こっても良いように後悔を感じない生活を送ることこそ大切であると感じるようになった。

昨日活かされた命が今日につながったが、明日につながる保証などない。「今」というその瞬間を大切に生き、ことあるごとに危機感を感じて生きていくこと。
先日の広島の災害では高校球児が巻き込まれ、御嶽山の噴火では17才の女の子が命を落としている。彼ら彼女たちの死を通して、単に悲しむのではなく残してくれたメッセージを自身の生活にフィードバックしなければ報われることはない。

命を落とした方々の誰ひとりとして、死にたくて命を落としたわけではない。スキを作っていたわけでもない。生きようと必死にもがき這い上がろうとしたが、その思いが届かなかったのだ。彼らの思いを自身で感じ取り、今後起こるであろう災害や事件事故など様々な状況で、常に危機感を感じ後悔なきよう生きていく大切さを教えてくれている。

災害に巻き込まれた中に、近々結婚式を挙げるためにコツコツと貯金をし、結婚間近で災害が発生したという話も耳にした。誰しもが約束されていない未来に夢を託して将来のためにと生きようとする。しかし、結果報われることがない場合もある。これまではまれなことだったのかも知れないが、近年の災害規模などを考えると将来などあってないようなものだと考えた方が良い。

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