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丁寧に説明すべきだったと反省 [ニュース]

昨日の会見で我が国の立派な首相がこう述べた。
「私自身がもっと時間を取って丁寧に説明をすべきだったと反省もしている。」と。
「今後も納得頂けるように説明を続けていく」とも述べた。
そもそも逆なのではないのか?先にすべきことを後回しにしている
非常にずるがしこいやり方に腹立たしさが募る。

決まってしまえばこっちのもん!と説明など二の次に
とりあえず決めることのみ全力で進め、説明は決まってからでも良いという態度。
そういう判断としか思えないし、数の多さで決められたあまり意味のない決定だ。

そもそも特定秘密に関する事案に対する法律は必要なのかも知れない。
様々な分野の様々な年代の人々が、様々な意見・見解を持っている。
それぞれの考えや思いがあって当然であり、ひとつにならないからこそ議論が生まれる。

では一体何が問題なのだろうか?
法案そのものではなく「やり方」である。

より具体的に、秘密の範囲であったり、何処までが許されどこからが違反となるかなど、
多くの時間を割いて説明することは義務であって当たり前のことである。
もし、その説明が我々の納得いくモノであるのならば我々も一応の納得はするであろう。

しかし、一国の首相ともあろうお方が、事前に十分な説明をしない
うすらぼんやりした状態のまま議論を進めて、「十分な議論がなされた」と
はっきり言いながら、反省の弁は決まってからとはご立派なモノだ。

こんなやり方なら誰でもできる。
やってしまったモノを後から問題になってから説明すれば良いのだから。

とにかく自民党自体が巨大政党であり、人数にモノをいわせることに関しては自信もある。
投票するところがないから自民党に入れた有権者をも「支持を得ている」と勘違いし、
誰からも人気を得ていると思っているのか?
そのような党が束になってかかれば通らないモノも通ってしまうのは誰もがわかる事だ。

そして、首相はこうも言った。
「今ある秘密の範囲は広がらず、一般の人が巻き込まれることも決してない」と。
ハッキリと断言したのである。様々なメディアを通して記録されていることだろう。

今後が楽しみである。

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