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一面識もないベビーシッターへ預けた男児が遺体で発見 [ニュース]

埼玉県富士見市において起きた男児の遺体発見。

ネット経由でベビーシッターを検索、依頼した結果起きた悲劇。
メール等のやり取りだけで契約し、おそらく一度も顔を合わせることがないまま、引き取りに来た別の男に預けたのだろう。

一度も会わない、面談などもない、ネット上の情報をすぐに信用してしまうというのは現代人の生活スタイルにおいて「普通」であり、危機感など感じないのだろうか。
普通は我が子を預けるのだから、より慎重に物事を進めるはずなのだろうが。。。。



現代はネット社会と呼ばれ、単純なものから複雑なものまで、生活のありとあらゆる面をカバーできるインターネットだが、本当に大切なものやモノの本質を失いつつあるように思う。



利用者は使うに当たって十分注意を払う必要はあるが、一度信じてしまえば黒いものでも白く見えることもある。

我々のようにウェブサイトを制作したり、日頃からネットを十分理解している人間であれば、それほど利用しない人より注意することはできるが、ネットに明るくないエンドユーザーにしてみれば、便利ならばすぐにでも利用するであろうし、信用をしてしまうのかも知れない。


例えばネットで手軽に薬が手に入れられるようにすることも、利便性の追求により大きな弊害が生まれるような気がする。つまり、ユーザーは「使うだけの人」で中身を知る必要もなく、それに伴うリスクなど考えていない。
それにつけ込んで不正を働くような人間もいれば、命が失われる可能性だって存在する。


ネット上に大切な論文を、何の保護もかけずにそのままアップロードする人間もいれば、使われるとマズい写真を平気で載せる人間もいる。
普通ならばコピーできないように、テキストは画像にしたり、特定以外は魅せないなどの対策を取る必要があり、流出させてしまう方にも問題がある。

結局自分にとって大切な事柄は、面倒くさくてもしっかりと裏を取り、自分の目で確かめた上で利用すべきだ。
そして、ネット上にある全てのものは一度疑いを持った方が身のためだということである。


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